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木更津市議会では、議長と監査委員に就任すると、本会議での質問を控える決まりであり、日常取り組んでいる項目について12期目の抱負として、簡単に述べさせていただきます。 |
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1. |
行財政改革
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本市の、160億円という高額な借り入れの土地開発公社の買戻しは、計画的に実行され、10億円を切りあと僅かとなりました。
今後は、第3次基本計画に基づき中期財政計画の財政フレームに副い健全財政を堅持していくようチェックしていきます。
「入りを図りて出るを制す」 「最小の経費で最大の効果を」この2点が、行財政運営の基本姿勢であります。
水道や環境、福祉、消防など隣接市と広域で対処していますが、民間委託等や、DXの有効活用をし皆さんからいただいた大切な税金を有効に使うよう 市議と監査の立場から 指摘しています。 |
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2. |
まちづくり協議会
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地域の住民の抱える問題は、行政各般に亘り多種多様であります。
その解決は、法律の規制や財源の有無等により、即解決できるもの、時間を掛ければ解決できる、全く出来ないもの、等に区分されますが、地域自治の精神に立脚し、行政(地方自治体)は、住民の民主的な解決策に委ねても良いものもあると考えます。
法律の認める範囲で、地方自治体は、財源や人材を提供をして執行責任は地域(街づくり協議会)に任せる。
特に使途を決めず、市税収入の1%を目安にまちづくり協議会に交付し、自由に使える交付金としての制度の創設が、地域を活性化させるものと思います。 |
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3. |
スポーツの振興
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サッカー協会会長として、江川総合運動場の整備に携わり、既に陸上競技場は完成し今年4月には、野球場、続いてサッカー場も完成します。
平成8年当時に富来田中学校の北側に広がる不耕作地を有効活用して、運動公園を建設して欲しいと8000人の署名を集め要望活動した経緯が、あります。
当時から30年が、経過しましたが、不耕作地の状況は、変わっていません。再度この実現に対し、挑戦してみます。
荒廃した土地は、市内の各所に、見受けられます。河川敷はじめ不耕作地などの未利用地が市内には、沢山あります。
多摩川の河川敷を参考に、調査検討を加え、市民の健康志向に応え、運動広場として整備に取り組みます |
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4. |
調整区域の振興
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都市計画法の市街化調整区域に、生活している市民の皆様は、不動産の有効活用が出来ず、規制の不都合を訴えています。
地域の衰退や過疎を招いている大きな原因でもあります。
そこで、議会内で、市街化調整区域活性化研究会を結成し、高速道路のインター周辺の土地活用始め、地区計画の策定、企業誘致の奨励等、調整区域の諸問題の調査研究をしています。
農振農用地法の厚い壁が障害であると理解出来てきましたが、焦らず、しっかりと木更津市の立地特性を活かし、自然との調和、共生の立場から農村部(市街化調整区域)の振興について取り組んでいきます。 |
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5. |
道の駅木更津
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アクアラインが開通し25周年が経過し、道の駅は、南房総への通過拠点として、利用客も売上額も予想を大きく上回って大盛況であります。
私は、地域の役員と共に先進地の視察、建設促進活動を続けてまいりました。その成果として、平成29年10月に目出度くオープンいたしました。その後、圏央道南側に第2駐車場、また令和2年2月全国で24店舗あるサービスエリアを補完する賢い料金制度の「道の駅」に 陳情の結果指定されました。
今後は、更に売り場面積を拡張し、フードコートを、充実していくとの方針であります。
地域の振興の為に、観光農園の案内や空き地、空き家の情報等の発信を充実させるよう取り組みます。 |
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6. |
地域文化の振興
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地域文化の振興と、心豊かなひとづくりを目標に茶華道の皆様と共に、様々なイベントに参加しています。
『馬来田』の地名が詠まれている万葉集を学ぶ会を平成8年に結成し、多くの皆様のご協力で、既に10基の歌碑を建立し、歴史と文化の継承に寄与しています。
小倉利三郎先生の万葉集「うまくた」の2首の解釈のなかで高級織物として遣唐使の貢ぎ物としても使用された、「望陀布」について記載されています。
先生の資料の発表後徐々に関心が寄せられ上総博物館でも 「望陀布」について取り組み始めました。
市民が協力して出来るところから美術品の街角展示等を、進め文化の香るまちづくりを、目指します。
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7. |
久留里線や公共交通
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地域の拠点である馬来田駅の活性化の為ボランテァでの切符販売や花壇の手入れや清掃に取り組まれている皆さんに心から感謝いたします。
利便の向上から利用客増をはかり久留里線の維持に取り組まねばなりません。私は、馬来田駅の駐輪場の設置や駅前広場や駐車場の整備に取り組みました。更に、広域的な利用客の増加が期待できる国の補助、助成制度を 行政とJRと調査研究していきたいと思います。
交通弱者である高齢者を対象にボランテァの運転手により、サービスを展開している「富来ちゃんバス」に感謝しバックアップしていきます。 |
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8. |
通学路・生活道路の整備
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子供たちが通学する道路や、毎日の通勤や買い物に使用する生活道路に歩道がない、また見通しが悪い、道幅も狭く緊急車両が行けない、隅切りもなく危険な曲がり角、未舗装で泥だらけの道路状態であれば毎日が不快であります。
そんな道路状況の改善に、各地区で取り組みました。
資材支給により、住民が協力して舗装工事もしました。
道路用地を無償で協力いただき、道路を拡幅もしました。
まだまだ、多くの取り組み場所がありますが、とくに富来田中から公民館まで、また諏訪神社前までの歩道設置や交差点改良、大鐘地区の県道の道路改良に取り組みます。
快適で 安心安全な道路整備に取り組んでまいります。
地権者の理解と協力が大前提ですが、今後も関係団体のみなさんと協力してまいります。 |
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9. |
子育て支援の拡充
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安心して結婚・出産・子育てが出来る環境を、整備します。
お母さんやお父さんが、子供たちと、安心して遊べる身近な公園やの整備や職場や地域の保育園の体制や放課後児童保育などに、対する子育てをする環境の整備を、職場や地域の保育園の体制や放課後児童保育などにより、地域で支える支援を整える。
育児資金の支給など様々な支援があります、国の動向も期待しますが、本市でも出来る支援は、取り入れる必要があります。
定住人口増の対策や過疎や高齢化対策にも効果が、期待できますので取り組んでまいります。
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10. |
農業の振興
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農業基盤の圃場整備は、次世代農業に向けて、担い手の育成、認定農業者の確保、耕作放棄地の解消等のために最初に取り組む課題であります。
土地改良役員の経験を活かし関係者と共に精力的に取り組んでいきます。
また中山間地における鳥獣被害は年々拡大し、電柵や防護網の設置を進め、私も結成に携わった「鳥獣被害を無くす会」の活動での捕獲を期待しています。捕獲した鳥獣は、埋葬が中心ですが、ジビエの需要を喚起する施策も展開します。 |
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11. |
防災・防犯対策の充実
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地震や台風による風水害の自然災害の脅威に対して、防災対策の工事や日頃の避難訓練や避難所や備蓄品の確保等災害に強いまちづくりと備えが必要であります。
消防や防災の関係者に敬意と感謝を申し上げ、まず自らの備えが不可欠です。
災害時の指令施設の消防署の富来田分署は、木造建築で、65年経過し、老朽化が激しく 令和6年、7年の2か年で新築し、地域の防災力の強化を、図ります。
また、安心安全な街として、念願であった馬来田駐在所の駅前移転については、防犯関係の皆さんの力強い協力と、木更津市長の英断で、駐輪場の一部を借用することができました。
細部の調整については、市と県警にお願いしてまいります |
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12. |
パークベイプロジェクト
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市では、基本構想に位置づけた 木更津発展のシンボルである「みなと」を活かして、にぎわいや活力に満ちた、みなとまち木更津の再生を目指して、中心市街地活性化計画に取り組んでいます。
木更津港のまわりの都市公園などに民間の集客施設(カフェなど)を誘致し、新たなにぎわいの空間をつくり出しています。
海と木更津駅を結ぶメインストリートの「富士見通り」の地中電線化の再整備に、取り組んでいます。
私も、「夏の夜のコンサート」を企画しました。
みなとまち木更津の新たな観光スポットとして期待しています |
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13. |
残土・産廃処分
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中山間地の窪地を、生活環境を害する残土や産廃処分業者が建設用地にと、物色しています。
私は、地元住民の立場に立ち、周辺住民の生活環境権を尊重した「残土条例」の制定を要請してまいりました。
条例制定後は、制定の趣旨に則り、区長さんや、まちづくり協議会のみなさんと、生活環境の保全に取り組んでいます。
産業廃棄物処分場も、小櫃川の水を飲料水としている地域性から、建設反対の立場で、取り組んでいます。
武田堰土地改良区の皆さんの同意が、許可の絶対条件ですが、「絶対反対」の姿勢で、阻止しています。
心から感謝です。 |
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14. |
飛行場周辺まちづくり
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中心市街地は、空洞化対策、活力を取り戻す施策と、併せて近年多発する大規模自然災害に対し防災・減災対策の整備が迫られています。
新たな賑わいの場として駅周辺・内港・築地地区へ誘導するとともに、安心安全に暮らせるよう「災害にまちづくり」実現のための施設整備をします。
防衛施設の存在を、前提としたまちづくりには、国の補助事業を始め、各省のである支援事業を活用し施設整備が、可能となります。
自衛隊協力会のボリュ―ム会の役員としても力が、発揮できる時で、真剣に取り組んでいきます。 |
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